2011年11月12日

北の観光リーダー養成セミナー洞爺湖合宿レポート「後半:その2」

後編その1から:続き】

北の観光リーダー養成セミナー4期生の中村コウジが、洞爺湖合宿、2011年11月6日(日)、2日目の様子をお伝えしています。

12:30からは、いよいよ各グループによるプレゼンテーションです。各グループの発表持ち時間は5分、質疑3分、計8分での勝負です!

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【写真-1】調査と議論の総決算「プレゼンテーション」

以下、各グループのツアー商品の概要を紹介すると……

■Aグループ:道の駅あぷた・有珠善光寺地区
「なぜここに!?蝦夷三官寺 有珠善光寺の語り部を訪れるウォーキングプラン」
(キーワード:善光寺の歴史、アイヌ、ウニ剥き体験 等)
(ターゲット:歴史好きシニア)

■Bグループ:昭和新山地区
「こんにちは!火山」
(キーワード:雪、火山、雪合戦、おもち 等)
(ターゲット:外国人FIT客)

■Cグループ:洞爺湖温泉地区
「ちびっこ大統領あつまれ!!洞爺湖環境サミットツアー」
(キーワード:一日大統領、サミット体験、The GoveCho 等)
(ターゲット:小学生とその保護者)

■Dグループ:滝之町地区
「語り部と出逢う くだもの村ぶらり旅」
(キーワード:地元ガイド、くだもの、火山の歴史、パワースポット 等)
(ターゲット:家族連れ)

■Eグループ:洞爺駅地区
「カレイなる自由研究 〜親子の絆 地域の絆〜」
(キーワード:選べる体験、選べる特選昼食、真弓さん、カレイ、ホタテ、珍味 等)
(ターゲット:親子連れ家族)

■Fグループ:洞爺湖温泉地区
「洞爺湖温泉街de YOGA美人 十八湖(おはこ)ランチ日帰りツアー」
(キーワード:キレイ、YOGA、温泉、自分磨き 等)
(ターゲット:女性)

■Gグループ:洞爺水の駅地区
「『しあわせのおすそわけ』PLAN 〜草食系男子の甘いくわだては、しあわせへのみちしるべ〜」
(キーワード:草食系、初デート、しあわせ絵馬、CAFE、パン、美術館、夕陽、老三樹 等)
(ターゲット:草食系男子と彼が思いを寄せる女子)

■Hグループ:道の駅あぷた・有珠善光寺地区
「夏休み!家族で楽しむ縄文バーベキュー!!」
(キーワード:海鮮バーベキュー、世界遺産登録認定間近の遺跡、地元の人との交流 等)
(ターゲット:首都圏30〜40代ファミリー層)

■Iグループ:月浦森林公園地区
「恋人たちの月浦へ Moon Lover〜月の恋人〜」
(キーワード:月の橋、オリジナルラベル月浦ワイン、グラス彫刻体験、季節のフルーツ 等)
(ターゲット:カップル)

■Jグループ:壮瞥温泉地区
「ジオで心珍代謝ツアー」
(キーワード:パワースポット、四十三山、温泉 等)
(ターゲット:フットパス愛好家)

字面だけ眺めていても、どれもがワクワクしてくる内容です。

異なる8地域、それぞれのグループが独自の視点と切り口で作り上げたツアーモデルは、いずれも大変魅力的なものばかり。本当にどれも行ってみたい内容です。

加えて、テーマやターゲット、地域の資源も相当なバリエーションに富んでいて「洞爺湖地域は、温泉だけじゃないんだぞぉ〜!」というこの地域の潜在的な可能性には改めて驚きました。なお、手前味噌ですが、それを発掘した「きたかんメンバー」の創造力も凄いです!

さらに今回は、いつもの審査委員メンバーに加えて、旅行商品づくりのプロフェッショナルや地元観光協会、地元参加者や受講生たち自身も加え、総勢90名による審査となり、いつも以上に気迫に溢れた空気感のなか、いやがうえにも緊張感は高まります。

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【写真-2】「必勝のプレゼン」を学んだ4期は皆手強いライバル

プレゼンもグループごとに趣向を凝らした演出になっていて、これまでのケースメソッドでの経験が蓄積されてきた感じです。

約2時間のプレゼンと審査が終わり、採点結果の集計時間を利用して審査委員からの講評がありました。

その一部を紹介すると、

■大塚 久夫氏(近畿日本ツーリスト北海道 管理課長)
・旅行会社の人間も気づかないメニューがあって勉強になった。
・洞爺湖と言えば、湖や温泉、火山、サミットで商品を作りがちだが、それ以外のメニューも提案されていて参考になった。
・インバウンド向けに商品を作るグループも複数あり、時代の変化を感じた。
・一方で、別にツアーとして作らなくても回れてしまう内容もあった。

■清水 芳裕氏(日本旅行北海道 仕入販売センター 所長)
・ネットなど様々な情報媒体があるなかで、どのように商品として販売していくかという視点が必要。
・ターゲットに対して“一番の売り(どう楽しむか)”は何かをもっと考えるべき。
・北海道らしい季節感をふんだんに盛り込むとなお良かった。

■後藤 洋子氏(洞爺湖温泉観光協会観光ディレクター)
・洞爺湖の現状として、色々な魅力的なスポットはあるが、線で繋がっていない状態。
・今回は、オリジナリティやストーリー性の2つの視点で審査をさせてもらった。
・印象に残ったのは、洞爺ならではの「小学生による大統領体験」、そのまま使えそうな「草食系男子プラン」、キャッチコピーが素晴らしい「月の架け橋ツアー」の3つ。

■敷田 麻実氏(北海道大学観光学高等研究センター 教授)
・全体の印象:4期生の全体的なレベル向上に驚いている。
・資源の活用の仕方とそれをどう表現するか:グループ毎に特色があった。理論重視でいくところもあれば、ストーリー性を重視したイメージづくりや感情に訴えるものなど。
・地域との交流や還元について:もう少し深く議論し提案して欲しかった。それが新しいツアーの役割として浮かび上がるはず。
・プレゼンについて:プロセスを重視するか、結果を重視するか、今後は、各グループでこうしたことも意識しながら、最終的なプレゼンテーションについてもディスカッションしてもらいたい。

■宮下 修平氏(デクスチャー)
・地元学ならではの「あるもの探し」という視点で探してみると地域資源もターゲットも多様であることが改めてわかった。
・今回ポスターセッションはないけれど、ポスターの出来が自分たちの3期生に比べてレベルが高いと感じた。


続いて、いよいよ二日間の成果が問われる審査結果の発表です。

 第3位 Cグループ 「ちびっこ大統領あつまれ!!洞爺湖環境サミットツアー」
総得点349点(平均5.45点) 

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【写真-3】Cグループ

 第2位 Gグループ 「『しあわせのおすそわけ』PLAN 
〜草食系男子の甘いくわだては、しあわせへのみちしるべ〜」
総得点368点(平均5.84点) 

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【写真-4】Gグループ


 第1位 Iグループ 「恋人たちの月浦へ Moon Lover〜月の恋人」
総得点379点(平均6.02点)
 

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【写真-5】栄えある第1位、Iグループ

Iグループのみなさま、本当におめでとうございます!!
とっても素敵な商品とプレゼンテーションだったと思います。
特にキャッチコピーがとっても印象的でした。
そのままツアーとして販売されていても不思議ではない出来に、心から拍手です。

ちなみに、我がGグループも2位を頂き、自分たちに拍手を贈りました。

二日間の洞爺湖合宿は、本当にあっという間でした。
札幌チーム&道南チーム、そして講師陣や事務局、地元サポーターの皆様方と
寝食を共にすることで、よりその団結力が強まった感じがします。

最後に、おまけとして僕の中で恒例となっているグループメンバー(Gグループ)との記念写真も、リポーター特権で勝手に載せちゃいます(笑)!

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【写真-6】コウジレポーターと愉快な仲間:Gグループ

こうして出来たつながりをひとつ一つ大切にして、
早くも後半戦に突入してしまう『H23年度 北の観光リーダー養成セミナー』を
「さらに実りあるものにしていこう!」と仲間と熱く誓い合い、名残惜しいなか、洞爺湖合宿地を後にしました。

地元参加者、事務局、講師陣、きたかん1〜3期の修了生サポーター、そして同期受講生、2日間、大変お疲れさまでした。

以上、現場からコウジがお伝えいたしました。
(あまりにも楽しく、充実していたので、ついダラダラと書き連ねてしまいました……)


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コウジレポーターの報告から、いかに合宿を楽しんできたかが、強く伝わります。今回は洞爺周辺の地域の人びととも交流があり、今後、この場で企画の芽やタネを見つけたきっかけが、どう発芽し、成長し発展していくか、非常に期待できるかも〜と、大いなる期待を感じます。

力作の現地レポートを行った2人のナカムラさんは、4期受講生の逸材といえましょう☆
おつかれさまでした。

posted by きたかん.net at 08:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | Topics
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